瀬戸内市
(2003年4月訪問、17年1月再訪))

阿弥陀山古墳群
横穴石室墳、50基以上

(2017年)
1−10号
12−27、36号28−41号
42−49号51−57号(クリックでジャンプ)

1号
 位置:34°37′15″N 134°08′56″E (日本測地系)
    34.62407162 134.1462081(世界測地系)
_1:群西端、これだけ飛び離れている
_2:天井石露出、後方から
_3:天井石、前から
_4:石室正面、羨道天井石壊失
_5:石室内部は殆ど埋まる
_6:ストロボ撮影、一応奥壁は見えている

2−4号:藪の中

5号
 位置:34°37′17″N 134°09′11″E (日本測地系)
    34.62462711 134.15037438(世界測地系)
_1:藪の中にある墳丘
_2:天井石2枚残存、1枚石室内に落下
_3:横から、多分左側が入り口
_4:手前が奥壁側かな
_5:石室内部、奥壁は見えていない
_6:反対側

6号
_1:大きな墳丘が良好に残る
  石室メインでもこういうのは嬉しい
_2:墳丘上部に石室開口、西向き
_3:前部は天井を失う
_4:開口部正面、入るのに問題なし
_5:内部はやや埋まるも奥壁まで見えている
_6:奥から外、無袖かな

7号
 位置:34°37′18″N 134°09′16″E (日本測地系)
    34.62490486 134.15176314(世界測地系)
_1:これも墳丘はよく残る、丘陵頂部より僅かに西側に立地
_2:石室正面、前部天井壊失、ここも西向き
_3:間口が広い開口部
_4:石室良好、殆ど埋まっていない
_5:奥壁は平石を積み重ねる、基部だけやや大きい
_6:奥から外、側壁は下部より上部の石が大きい

8号
_1:7号北側に接する
  5−9号は等間隔的なのにこれだけやや異質
_2:天井石露出
_3:石室正面、北向きに開口
  北向きなのは群中唯一か
_4:石室後方
_5:天井石が抜かれている
_6:奥壁は半ば埋まっているが平石積み科
_7:石室内部から奥壁

9号
_1:丘陵頂部から東に伸びる尾根筋に築かれた墳丘
_2:石室は現墳丘上部にある
_3:これは南東に開口
_4:前部天井壊失もよくあるパターン
_5:石室内部は大分埋まる
_6:中間辺りで天井石が抜かれる
_7:石室後方は良好、どれだけ長いんだ
_8:ストロボ無し、奥が明るい
_9:奥壁側も開口
_10:奥から外、長い石室がよくわかる
  中間が開いてなかったら匍匐で入るのは厳しかったかも

10号
 位置:34°37′19″N 134°09′20″E (日本測地系)
    34.62518261 134.15287414(世界測地系)
_1:東向き斜面に立地、多分群中唯一の立地場所
_2:東向きに開口、向かい側斜面に密集している群に対自している
_3:石室前部横から、天井を失う
_4:持ち送りのない石室、殆どがそうですが
_5:奥壁は大中小3段積み
_6:奥から外、無袖かな
_7:〃、ストロボ無し

14号以下遠望
_1:西からの遠望、群中最大の密集域
  藪の中で見学は困難、上方尾根からの接近は多分不可
  12,13号は画面左外側

12号
_1:情報を貰ってこの日新たに見つけた
  墳丘は割と残る
_2:石室正面、明らかに歪んでいるのが分かる
_3:幅の狭い石室
_4:角状の石材を積み上げている
  この群の中では珍しいタイプ
_5:奥から外、側壁石材が一部転落
  全体が右に傾き天井石も傾いている

13号
_1:谷筋に向かう緩斜面に立地
_2:石室正面
_3:上部壊失、天井石は最後部の1枚のみ残存
_4:石室内に落ちているのも天井石か
_5:石室後部、鏡石が三角形と変わっている

14号
_1:尾根筋に立地、墳丘がよく残る
_2:石室正面、入り口埋没
_3:すぐ後ろで開口、ここが玄門か
_4:石室内部、奥から土砂が流入
_5:中央辺りでも天井が動かされ開口
_6:石室後部
_7:平石を重ねた奥壁
_8:奥から外、途中が土砂で埋まる

15号
 位置:34°37′21″N 134°09′25″E (日本測地系)
    34.62573811 134.1542629(世界測地系)
_1:これも尾根筋に立地、墳丘はかなり流失
_2:石室良好、側壁はやや持ち送り
_3:ストロボ無しでも明るく撮れている
_4:奥壁は下半分に台形の鏡石
  上に平石の間に楕円形の石とちょっと変わっている
_5:奥から外、無袖かな

18号
_1:前上部を失った石室、よくあるパターン
_2:開口部、狭いけど入るのに問題なし
_3:石室後部良好
_4:台形の鏡石、左をやや狭めて幅を合わせている
_5:奥から外、入り口から土砂流入

21号
_1:前部が破壊された石室
_2:やや持ち送りがあり幅の狭い石室
_3:将棋の駒のような鏡石
  右下に小型の鏡石なのが幾つもある
_4:奥から外、ここも無袖かな

22号
_1:墳丘がやや残る
_2:ここも前部が破壊
_3:石室正面、余裕で入れる
_4:石室良好、側壁石材小型
_5:奥壁は2段積み
  下が埋まるが上の石の方が大きそう
_6:奥から外、石材が一部落下

23号
_1:上部を失った石室、左側壁石材が落下
_2:石室正面、奥壁2段積み

36号
_1:天井石露出、手前が後部
  23,24号の間にある
_2:幅の狭い石室
_3:小さな石室
_4:奥壁にしては位置がおかしいかな

24号
_1:すっかり上部を失った石室
  23号とともに斜面最下部のは状態が悪い
_2:割と幅が広い、落ちているのは側壁か
_3:これは奥壁それとも天井石

25号
_1:墳丘が残る、藪が酷くて撮りづらいですけどね
_2:中間で天井石が動かされて開口
_3:奥壁は平石積み
_4:奥から外、一応入れます

26号
_1:ここも前部破壊
_2:石室正面、左の石は動いていてその内落ちるでしょう
_3:幅の狭い石室、左側壁がやや孕む
_4:角石を重ねた奥壁
_5:奥から外

27号
_1:ここも前部破壊、木が邪魔をしている
_2:内部は良好
_3:奥壁は2段積み+平石
_4:奥から外、どこも似たり寄ったり

28号
_1:墳丘はよく残る、元々の状態か
_2:墳頂に盗掘坑、石材は全く見られず
  遠方に前方後円墳がある黒島

30号
_1:基部の一部しか残っていない
_2:側壁

31号
 位置:34°37′20″N 134°09′30″E (日本測地系)
    34.62546033 134.15565166(世界測地系)
_1:これが一番わかり易い場所にある
_2:低い墳丘が残る
_3:石室正面、天井石が落下
_4:石室後部はよく残る、奥壁は平石積み
_5:奥から外

32号
 位置:34°37′17″N 134°09′31″E (日本測地系)
    34.62462705 134.15592943(世界測地系)
_1:生け垣に囲まれた墳丘
  初めは気付かず通り過ぎた
_2:入ると巨石奥壁が露出
_3:でもかなり薄い、ずれ落ちて開口
_4:奥から外、左片袖式
  まぐさ石が割れている
_5:玄室内は土砂流入、奥壁がずれているのも分かる
_6:反対側に廻るとこちら側も開口
_7:羨道もよく残っている
_8:羨道奥から、天井が一部抜ける

34号
最近消滅か

37号
 位置:34°37′21″N 134°09′34″E (日本測地系)
    34.62573808 134.15676267(世界測地系)
_1:緩斜面にほぼ裸の墳丘
_2:反対側から、石室天井石が露出
_3:石室前から
_4:石室内部は埋没

38号
_1:37号斜め下方にやはり裸の墳丘
_2:石室正面
_3:天井石が随分割れやすそう
  実際平石状に割られたのも見かける
_4:玄室、側壁は殆ど持送りなし
_5:奥壁はほぼ1枚石の巨石
  このタイプのはあまりない
_6:奥から外、無袖かな

39号
_1:道路脇に小さな墳丘
_2:小さな開口部
_3:内部はよく残る、全般に小型石材
_4:奥壁は平石積み
_5:奥から外、左にやや歪むか

40号
 位置:34°37′16″N 134°09′37″E (日本測地系)
    34.62434928 134.15759595(世界測地系)
_1:藪に覆われた墳丘
_2:頂部に石室露出、意外と残っている
_3:奥壁は半円形のを2段積み

41号
_1:こちらも藪の中、天井石が見えている
_2:天井石露出、隙間がある
_3:隙間からカメラを突っ込んで撮影、石室意外と良好
  あまり期待できない状態だったのでビックリ

42号
_1:畑側の藪の中、探すのにかなり手こずった
_2:開口部
_3:意外な程石室良好
  この群はこういうのが結構あるから油断できない
_4:下に鏡石、上に平石と正統的な奥壁
_5:奥から外、天井はかなり危ない状況

43号
 位置:34°37′13″N 134°09′37″E (日本測地系)
    34.62351601 134.15759597(世界測地系)
_1:天井石がすっかり露出、後方から
_2:横から、陰と日向の部分と撮影には最悪の状況
_3:内部はすっかり埋没

44号
見落とす

45号
 位置:34°37′20″N 134°09′36″E (日本測地系)
    34.62546031 134.15731818(世界測地系)
_1:低い墳丘が残る
_2:前と後ろだけ、中間はすっかり抜かれている
_3:奥壁と最後部天井石が何とか残る

46号
_1:良好に残る墳丘、石室前部露出
_2:反対側から
_3:石室正面、古墳の札はオリーブ園現役だった頃の名残か
_4:平たく加工された天井石
_5:石室良好、強烈な日差しが却って邪魔
_6:ストロボ無しで撮れる明るい石室
_7:奥壁は巨石2段積み
_8:奥から外、側壁はやや持送りがあるか
_9:天井のレベルが揃っている

47号
_1:雰囲気良く残る墳丘
_2:石室正面、ここも天井石平石
_3:石室も良好
_4:上部に大型石材、下に平石と普通と逆の奥壁
  最下部は埋まっているがそれ程大きな石でもなさそう
_5:奥から外、こもも無袖かな

48号
 位置:34°37′19″N 134°09′40″E (日本測地系)
    34.62518254 134.15842919(世界測地系)
_1:やや急斜面に築かれた墳丘
_2:正面から
_3:開口部、少し掃除しました
_4:石室良好、ストロボ無しで撮ると雰囲気いいわ
_5:ちょっと変わった奥壁
  鏡石の上にくさび状の平石
_6:奥から外、やや背が高く幅が狭い

49号
 位置:34°37′12″N 134°09′45″E (日本測地系)
    34.62323823 134.159818(世界測地系)
_1:尾根筋先端にポツンと存在
_2:中に入ると天井石露出
_3:開口部
_4:殆ど埋まるが何とか奥壁が見えている
  平石積みのようだ

51号
 位置:34°37′22″N 134°09′39″E (日本測地系)
    34.62601582 134.15815142(世界測地系)
_1:この辺りから林の中で探しにくくなる
  墳丘は裸なのでわかりやすい
_2:石室正面、大きく開いて期待できる姿
_3:日が当たっているので奥壁まで見えている
_4:良好に残る石室、ストロボ無しで撮れるのが嬉しい
_5:台形の鏡石に平石を重ねる
_6:奥から外、左袖があるのかな

52号
_1:墳丘がよく残る
_2:幅広い開口部
_3:ここも良好かつ撮りやすい
_4:51号とよく似た奥壁
_5:奥から外、一番前の天井石が危うい状況

53号
_1:杉林の中にある墳丘
  下草もなく非常に好みな状況
_2:前に廻ると前部がやや崩壊
  この前は斜面が急になる場所
_3:石室正面、余計な木が邪魔
_4:天井が露出しているので明るい石室
_5:右下に小型の鏡石
  このタイプのは時折見かける
_6:奥から外、前が急になっているのが分かるかな
_7:天井石は2枚残る
_8:これでよく残ったな

54号
_1:大きな墳丘が残る
_2:石室正面、分厚い平石状天井石
_3:内部は良好、祠があり祀り事が行われていたようだ
_4:風変わりな奥壁、なんでこんな積み方をした
_5:奥から外、土砂が流入

55号
 位置:34°37′27″N 134°09′48″E (日本測地系)
    34.6274046 134.16065117(世界測地系)
_1:イベント広場に現状保存、早い話が放ったらかし
_2:これが奥壁側、元の状態がわからない程崩壊
_3:横から、天井石が露出、墳丘は殆ど無い
_4:石室正面、羨道は入り口までよく残っているようだ
_5:よく残る羨道
_6:羨道に比べて玄室の状態は悪い
  天井石も傾いている
_7:右袖式の玄門、こんなにハッキリ分かるのもこの群では少ない
_8:羨道奥から

56号
 位置:34°37′25″N 134°09′50″E (日本測地系)
    34.62684911 134.16120669(世界測地系)
_1:ここも藪の中で探すのに苦労した
  近くに偽墳丘もあったしね
_2:天井石露出、入り口殆ど埋没
_3:入り口の隙間から撮影、石室自体は埋まらず良好
  しかし殆ど日が当たらないだろうによく木が成長できたな
_4:左が奥壁、意外としっかりした造り

57号
 位置:34°37′18″N 134°09′48″E (日本測地系)
    34.62490479 134.16065123(世界測地系)
_1:石垣に囲まれた墳丘
  残されただけでも感謝しなくちゃ
_2:反対側に開口部が見えている
_3:開口部、かなり掃除しました
_4:長い石室が良好に残る
  天井が一段下がっている所が玄門でしょうか
_5:明るい玄室
_6:疑似五角形の鏡石に平石を重ねる
_7:奥から外、やはり無袖かな

(2003年)
31号
_1:墳丘背後、左遠方に黒島が見えている
_2:玄室

37号
_1:31号すぐ上にある墳丘
_2:墳丘横から、石室は殆ど崩壊
_3:かろうじて残った玄室奥、31号と比べて石材が小型

38号
_1:墳丘
_2:山頂近くの南側斜面にある
_3:石室正面、羨道は殆ど壊失
_4:玄室、奥壁は1枚石の巨石
_5:奥から外、両袖か

45号
_1:墳丘
_2:石室正面、羨道はかなり壊失
_3:やや胴張りの玄室
_4:玄室奥、一部の石で平面に仕上げられている
_5:奥から外、無袖か

46号
_1:石室開口部
_2:玄室、下が埋まっている
_3:奥から外

47号
_1:石室開口部
_2:玄室
_3:奥から外、右に小さな袖石が立っている

49号
_1:破壊された石室



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