岡山市北区
(2015年4月訪問)

最上稲荷遠望:南東大平山からの眺め
稲荷霊園古墳群は稲荷霊園の中にある

稲荷霊園古墳群
(番号は「古墳奮闘」に従う)

その1
 横穴式石室、全長8.3m、玄室長4.8,幅1.7,高2.2m(現状)
 位置:34°42′22″N 133°49′57″E (日本測地系)
    34.70933438 133.82984644(世界測地系)
_1:造成地段差に開口とよくあるパターン
_2:天井を失うが割と残る羨道
  右側が押されて崩壊間近
_3:良好に残る玄室、側壁は僅かに持ち送り
_4:〃縦位置、ストロボ無し
_5:奥壁は巨石1枚+平石
  手前の白いのはひょっとして骨壷?
_6:奥から外、ストロボ無し
  柱状袖石を立てた左片袖式
_7:〃縦位置
  天井に金属棒があって幕で張っていた可能性がありそう
_8:墳丘は割と残っていたようです

その2
 横穴式石室、玄室長4.5,幅1.7,高2.1m(現状)
_1:やはり段差部分に開口
_2:左右に柱状の石があるのでこれが袖石だろうな
_3:良好に残る玄室
  その1に比べると石材小型で壁面もやや粗い
_4:〃縦位置、ここもやや持ち送り
_5:ちょっと変わった奥壁
  小型の鏡石を2個左右に並べ上に石材を積む
  中間に平石があるのが特徴的
_6:奥から外、左片袖式、ストロボ無し
_7:ストロボオン、古代の墓から現代の墓への眺め

その3
 横穴式石室、玄室長5,幅1.2,高1.6m
_1:開口部、羨道はほぼ壊失のようだ
  他は南向きだがここだけ東向き
_2:長い玄室が残るも全体が左側に歪んでいる
_3:奥壁は四角い鏡石を据え右と上に平石を重ねる
  右側壁が迫り出して奥壁を一部隠している
_4:奥から外、無袖式かな
_5:一部崩壊した側壁
  「古墳奮闘」では崩れてないからここ数年の内のようだ

その4
 横穴式石室、玄室長4,幅1.7,高1.8m
_1:園内道路脇にハッキリとした墳丘
_2:やはり段差部分に開口
_3:開口部、奥の天井が一段下がっているのがまぐさ石かな
_4:開口部から玄室内部
_5:玄室、奥壁がなんか変
_6:〃縦位置
_7:奥壁前に土壇があるようです
_8:奥から外、ここも柱状袖石を立てた左片袖式
  何故か羨道床面が掘られている

その5
 横穴式石室
_1:知らないと見過ごしそうな場所
_2:石室入り口には蓋
_3:内部は意外と良好、その1と同様の奥壁のようだ
  奥壁前に土壇、かっては人が出入りしていたんでしょうね

おまけ
_1:石室前に咲いていたシュンラン



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