総社市
(1999年4月訪問 2013年5月再訪)

天神古墳群】2013年
横穴石室を主体とする古墳が密集、60基以上
(表示板が立っているが動かされているのがあるかも) (番号は別資料分布図による)
位置:34°38′47″N 133°45′24″E(駐車場位置)(日本測地系)
   34.64961753 133.75402057(世界測地系)

7号
 横穴式石室、全長5.3m
_1:石室開口部正面、天井石露出
_2:石室前部天井は壊失
_3:石室は良好、奥壁は大小2段積み
_4:奥から外、無袖式

14号
_1:石室正面、内部は埋没

15号
 横穴式石室、全長6m
_1:はっきりした墳丘が残る
_2:開口部正面、ここはどれもこんなもの
_3:石室は良好、大分埋まる
_4:中程から奥、敷石があるそうだ
_5:この古墳群は四角い石1,2段積みが多いが
  これは異質な不定形五角形の鏡石
_6:奥から外、壁面が整っている

17号
 横穴式石室、全長7m
_1:天井石が露出
_2:内部は割と良好、石材は小型
  入るのも難しいのにどうやってあんな物入れるんだ

24号
 横穴式石室、全長8.2m
_1:墳丘、石室正面
_2:石室前部天井壊失、羨道埋没
_3:内部は多少埋まるも良好に残る
_4:奥壁は2段積み
_5:奥から外、無袖、天井レベルが揃う

32号
 横穴式石室、全長8.5m
_1:開口部、天井石が露出
_2:石室内部は良好、奥壁は2段積み
_3:奥から外、現存長は8.5mもなさそう

33号
 横穴式石室、全長7.3m
_1:天井石が露出、隙間開口
_2:カメラを突っ込んで撮影、奥壁2段積み

34号
 横穴式石室、全長9m
_1:天井石露出、狭い開口部
_2:石室は比較的良好
  奥壁はほぼ1枚石

35号
 横穴式石室、規模不明
_1:削られた墳丘
_2:石室良好、奥壁1枚石
  側壁奥壁の面が整えられている

37号
 横穴式石室、全長9.5m
_1:墳丘、石室正面
_2:石室前部は壊失埋没
_3:石室良好、側壁はやや持ち送り
_4:奥壁はほぼ1枚石
_5:奥から外、無袖、壁面が平面に仕上げられている

38号
 横穴式石室
_1:巨石の天井石露出、狭い開口部
_2:石室は良好、奥壁は1枚石
_3:奥から外、入れるよという証拠程度

41号
 横穴式石室
_1:墳丘上に天井石露出
_2:天井石がずれて開口
_3:石室内部の状況は良い
  奥壁は1枚石+平石
_4:奥から外、入り口は天井が落下

44号
 横穴式石室
_1:ここも巨石天井石露出
_2:内部は大分埋まるも良好
  奥壁は1枚石+平石

45号
 横穴式石室、全長4.85m
_1:墳丘石室正面、入り口は埋没
_2:前部天井石が落下して開口
  天井石が見事な切石
_3:長い石室が良好に残る
_4:奥の方の側壁は大型石材
_5:奥壁は1枚石+平石
  隙間も見事に詰めている
_6:奥から外、天井もレベルが揃う

46号
_1:大きな墳丘が削られている
  露出しているのは側壁かな

55号
_1:一見前方後円墳風、2基の円墳か
_2:墳丘良好、石室は見られず

57号
 横穴式石室、全長5.15m、玄室長4.1m
_1:2基の円墳が連接、左57,右59号
  間の僅かな膨らみが58号か
_2:石室正面、右奥55号
_3:開口部、羨道は殆ど消滅
_4:石室良好、隣の59号に比べるとやや粗い
_5:奥壁は同大サイズ2段積み
_6:奥から外、典型的な右片袖式

59号
 横穴式石室、全長8.73m、玄室長5.4m

_1:左59,右57号
  後ろが斜面でこれ以上下がれず
_2:墳丘は良好に残る
_3:墳丘石室正面
_4:開口部、天井石が分厚い
_5:この古墳群では珍しく羨道も残る
_6:良好に残る玄室、石材の積み方も巧み
_7:奥壁は巨石2段積み
  奥壁も側壁も面が整えられている
_8:奥から外、こちらも右片袖式

60号
_1:割と残る墳丘
_2:天井石露出、内部埋没

61号
 横穴式石室、8.44m、玄室1.34,高1.77m
_1:大きな墳丘が残る
_2:墳丘背後が削られて開口
_3:奥壁が抜かれている
  この天井石は何なんだ、何故こんな使い方
_4:奥から外、ここは左片袖式
_5:まぐさ石と袖石がずれているようだ
_6:羨道、右側が傾いて崩壊寸前
  石室前は急斜面で開口部は撮れず
_7:玄室、左側壁のほうが石材が大きい

1999年

:墳丘が接するように密集、見学用の木道が巡る

:細長い玄室、一見切石造りの様(45号)

3_1:石室正面、石室が露出しているのが多い
3_2:玄室、ここも石の割面が整っている(37号)

:玄室、奥壁は大半が2段積み(7号)



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