総社市
(1988年1月訪問 95年3月、2013年5月再訪)
【三輪山古墳群】
発生期の墳墓群、前期の前方後円墳、初期や後期の群集墳など色々
(便宜的に宮山墳墓群や船山古墳群を含めています)
分布図:尾根上に前期の群集墳が並び麓に後期の
石室墳が分布している状態が良く分かる
(2013年)
宮山古墳
前方後円形、TL38
位置:34°39′31″N 133°44′57″E (日本測地系)
34.66183843 133.74652067(世界測地系)
_1:良好に残る後円部
_2:後円部横から前方部
前方部は大変低い
_3:西側から見た墳丘、手前前方部
周辺に多数の埋葬施設がある
_4:前方部から後円部
_5:後円部から前方部、ハッキリしない
_6:墳頂竪穴石室の石材でしょうか
宮山17号
横穴式石室、玄室長4.2,幅2,高2.4m
_1:20年経つとすっかり雑木林になっていた
_2:石室正面、良好に残っている
_3:羨道も悠々入れるレベル
_4:大きな石室、石材も大型
_5: 〃(縦位置)
_6:珍しい積み方の奥壁
適当な幅の鏡石が調達出来なかったか
_7:奥から外、右片袖式
羨道天井を兼ねたまぐさ石は切石状
宮山25号
横穴式石室、玄室長5.8,幅1.2,高1.5m
_1:墳丘は良好に残る
_2:石室前面が通路状に盗掘
_3:玄室は良好、右側壁がややせり出しているか
_4:奥壁は巨石1枚石
右が一部側壁に隠れていてやはりせり出しているもよう
_5:奥から外、右片袖かな
宮山26号
横穴式石室、玄室長5,幅1.7,高1.8m
_1:石室正面、墳丘ははっきりしない
_2:激狭の開口部、入るのは無理
_3:盗掘で横っ腹が開口
_4:内部は半ば以上埋まっているが掘り出された跡がある
見えているのは側壁
_5:掘られたので奥壁が何とか見えている
_6:開口部から入口側、殆ど埋没
下三輪11号
横穴式石室、玄室長4.9,幅1.7,高1.2m(現状)
_1:尾根筋(左側)から少し離れた斜面に立地
_2:墳丘、石室正面
_3:やや埋まる開口部、入るのは難しくない
_4:羨道も割と残る
_5:玄室良好、下がやや埋まる
_6:四角い鏡石+上と右に詰石
_7:奥から外、左片袖かな
以前の写真を見るとこの竹は生えてないな
船山11号
_1:墳丘は良好に残る
_2:すっかり埋まった開口部
もはや柵も開かないだろ
_3:玄室良好、側壁一様に傾く
奥壁1枚石、天井石も巨石
船山14号
_1:墳丘残るも開口せず
船山15号
_1:石室正面、柵の隙間が大きいのは助かる
_2:良好な玄室、11号より古そう
_3:小ぶりな鏡石+右と上に詰石
船山16号
横穴式石室、玄室長3.2,幅1.3,高1.5m(現状)
_1:墳丘ははっきりせず隙間開口
_2:激狭、普通ここに入ろうなんて思いもしないだろ
_3:石室は良好そう
切り石状の石材に見えるのはマットだそうです
(1988、1995年)
宮山古墳(分布図緑3)
_1:特殊器台で有名な発生期の前方後円墳もしくは弥生墳丘墓
南側平野から、稜線上に見えている
_2:前方部隅から後円部
前方部は低平で目立たない
_3:後円部
_4:後円部から前方部
前方部周辺に多数の埋葬施設(札で示されている)があり墳墓群をなす
天望台古墳(緑1)
前方後円墳、TL40
位置:34°39′29″N 133°45′07″E (日本測地系)
34.66128291 133.74929829(世界測地系)
_1:前方部隅から後円部
三笠山古墳(緑2)
前方後円墳、TL75
_1:東より遠望、手前に三笠山、奥に天望台古墳
_2:前方部から後円部
円墳:天望台、三笠山の間の円墳R15
横穴石室墳
宮山17号(赤1)
_1:石室開口部
_2:玄室
奥壁の積み方が印象的
_3:右片袖式
神社の近くで一番状態がよい
下三輪11号(赤2)
_1:玄室、奥壁の積み方も色々
_2:左片袖式
宮山25号
3:玄室
船山15号(赤4)
_1:石室開口部
_2:玄室
船山12号(赤5)
_1:玄室、4の側にありながらこちらの奥壁は1枚