総社市
(1998年訪問、10年再訪)

緑山古墳群】98年10年
総数19基(5,12,13,15は欠番、9,17,22号は消滅)
丘陵上の3基で長大な石室が良好に残っている

1号
 円墳、R11
 横穴式石室
_1:98年当時
 現在は下から見えなくなってます
_2:石室後部がかろうじて残る
_3:奥壁
_4:奥壁と左側壁
_5:背後から見た墳丘

2号
 円墳、R13,H4.5
 横穴式石室、石室長9.35m、玄室長5.6,幅1.6,高1.65m
_1:羨道は基部が残るも埋没
_2:開口部から見た内部
_3:側壁は持ち送りのない2段積み
  奥壁は1枚石
_4:奥から外、片袖式

3号
 横穴式石室、全長3.0m、玄室幅0.7m
_1:山道に天井を失った石室露出
_2:箱式石棺の可能性もあるかな

4号
 円墳、R24,H5
 横穴式石室、全長10.8m、玄室長6.1,幅2.3,高3.2m
_1:石室正面、墳丘ははっきりしない
_2:石室開口部
  ここから正面に作山古墳が見える
_3:羨道
  奥で天井石が一段下がる
_4:一様に持ち送りのある玄室
_5: 〃(縦位置)
_6:奥から外、両袖式
_7: 〃(縦位置)

6号
 円墳、R15.6,H2.4
 横穴式石室、全長6.2m、玄室長3.7,幅2.5,高2.2m
_1:石室正面
  墳丘上部は流失
_2:羨道天井部壊失
_3:持ち送りのある玄室
_4:奥壁は小形石材を積む
  この群の中では珍しい
_5:奥から外、両袖式
  まぐさ石上の石材が抜かれている

7号
 円墳、R25,H3.8
 横穴式石室、全長11.2m、玄室長5.4,幅2.6,高2.8m
_1:丘陵最高部に位置する
_2:石室開口部
  この前は急斜面
_3:石室正面
_4:長い羨道
_5:あまり持ち送りのない側壁
_6: 〃(縦位置)
  奥壁石材は6号より大きく8号より小さい
_7:奥から外、左片袖式
  袖石はなく幅は広い
_8: 〃(縦位置)

8号
 円墳、R33,H6
 横穴式石室、全長15.1m、玄室長7.0,幅2.9,高4.1m
 位置:34°40′21″N 133°46′45″E (日本測地系)
    34.67572522 133.77651798(世界測地系)
_1:良好に残る墳丘
_2:石室正面
_3:長い羨道、下が多少埋まる
_4:県内有数の大型玄室
  石材も大型
_5: 〃(縦位置)
_6:奥から外、左片袖式
  ここも袖石は無し、まぐさ石がすこぶる巨石
_7: 〃(縦位置)
_8:羨道、奥から外

10号
 横穴式石室、全長6.8m、玄室幅1.6m
_1:墳丘は原形を留めず
_2:大きく抉られ石室石材露出
_3:石室も大きく破壊
  祠が乗っているのが奥壁
_4:奥壁背後から

11号
 円墳、R13.0,H2.5
 横穴式石室、全長8.3m、玄室長3.9,幅2.4,2.95m
_1:墳丘石室とも良好
_2:狭い開口部
_3:羨道
  前部は壊失しているようだ
_4:かなり持ち送りのある玄室
_5:奥壁の積み方は7号に似てるかな
_6:奥から外、両袖式
_7: 〃(縦位置)

14号
 円墳、R11.5,H3.0
 横穴式石室、全長6.2m、玄室幅1.4m
_1:石室開口部、内部はかなり埋まる
_2:石室内部奥壁の様子

16号
 横穴式石室、全長6.1m、玄室幅1.4m
_1:丘陵麓辺りに立地
  右側の石も転落した天井石のようだ
_2:開口部
_3:石室内部
_4:玄室奥壁、一応1枚石かな
_5:奥から外

18号
 横穴式石室、全長9.6m、玄室長3.8m
_1:石室下部しか残っていない
_2:左奥壁、右側壁
_3:奥壁

21号
 横穴式石室、全長5.0m、玄室幅1.3,高1.4m
_1:急斜面に立地
  天井石が転落しかかっている
_2:右側奥の天井石はなんとか元位置
_3:玄室後部、奥壁
_4:奥壁と側壁



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