総社市
(2019年1月訪問、20年3月再訪)
【赤坂山古墳群】
丘陵に広範囲に石室墳が散在
(番号はHP「古墳奮闘」に従う)
道無し難コース、山道コース、東谷支群
道無し難コース
24号
位置:34°42′14″N 133°46′24″E (日本測地系)
34.70711223 133.77068212(世界測地系)
_1:麓近くの斜面に立地
道はないがそれ程難しくはない
_2:墳丘は割と残り天井石露出
手前の石は滑り落ちた天井石のよう
_3:正面、羨道埋没
_4:玄門上部の隙間から内部撮影
その隙間から中に入れる
_5:一様に傾いた玄室側壁
_6:〃縦位置
_7:側壁と変わらない小型石材の奥壁
小型三角形の鏡石、この古墳群の特徴でしょうか
_8:奥から外
_9:〃縦位置
_10:左片袖式、袖石はないようだ
不釣り合いなほど巨大なまぐさ石
_11:石室背後から、ここから入るのは難しい
25号
_1:24号南西50m、ほぼ同高度にある
_2:南側に隙間開口、天井石全面露出
_3:隙間からカメラを突っ込んで撮影、意外と良好
左側側壁が押し出されている
_4:奥壁を望遠で撮影
土圧で側壁が押し出されている
仮その1
位置:34°42′24″N 133°46′14″E (日本測地系)
34.70988978 133.7679046(世界測地系)
_1:前面が崩壊した石室露出
_2:天井石落下、最後部だけ残る
_3:石室内部、奥壁は平石積み
正真正銘難所の仮1−4、15−18号を探すつもりだったのだが
多分15−18号はもう少し南側、分布図よりもっと狭い範囲だろう
仮その2
_1:仮1すぐ西側に接する
_2:天井石露出、内部埋没
仮その3
_1:仮1下方に石室下部露出
かなり細長い石室
_2:最後部で天井石残存
_3:天井石に隙間
_4:内部は殆埋まるが割と奥があった
奥壁が何とか見えている
仮その4
_1:更に下方にはっきりした膨らみ
_2:天井石の一部が露出
_3:内部は完全埋没
山道コース
S7号
位置:34°42′00″N 133°46′20″E (日本測地系)
34.70322362 133.76957123(世界測地系)
_1:丘陵南麓神社境内に石室露出
_2:開口部は狭い
_3:奥の方は崩壊している
_4:もう殆ど築山と化している
_5:天井石は奥の方まで見えている
26号
位置:34°42′16″N 133°46′03″E (日本測地系)
34.7076677 133.76484947(世界測地系)
_1:山道沿いで最初に見かける石室
(この時点ではそうでした)
_2:羨道は埋没
_3:墳丘中央部辺りが窪んで石材露出
_4:奥壁が抜かれて開口
_5:玄室内部は意外と良好
散乱した石材は奥壁のでしょうか
_6:玄門は左片袖式、袖幅が広く袖石はなさそう
内側から見たら羨道はそれ程埋まってないような
_7:玄室内部
_8:〃ストロボ無し
9号
位置:34°42′18″N 133°46′07″E (日本測地系)
34.70822322 133.76596043(世界測地系)
_1:尾根先端に立地、山道から少し離れている
_2:墳丘流失、天井石露出
_3:玄門上部に隙間がありここから入室可
_4:一様な持ち送りのある玄室、石材は小型
_5:〃縦位置、中で立つことが出来るほど高さがある
_6:奥壁下部に小さな鏡石を据えている
他の石室でも同様のがありました
_7:奥から外、右片袖でしょうか、羨道殆埋没
_8:〃縦位置
8号
_1:9号から見た8号、すぐ北西に立地
この上を通ったが全く分からなかった
_2:小型石室露出、かなり掃除しました
_3:奥壁辺りが僅かに残るのみ
2号
位置:34°42′28″N 133°45′53″E (日本測地系)
34.71100075 133.76207189(世界測地系)
_1:山頂南側斜面に立地、天井石露出
この時は笹原が刈られ山道から見えていた
_2:1号より難しいと思ったが逆だった
_3:かなり固そうな石材を平石に加工
_4:内部には以前は生えてなかったネザサが生えていた
生えてなくても多分入らなかっただろうけど
_5:マニュアルピントで奥壁撮影(じゃないとネザサにピントがあってしまう)
下部が埋まるが奥壁は1枚石かな
仮その5
_1:帰り道で遭遇、実は2往復目の帰り道(汗)
初めは山道でカットされた尾根先端かと思いましたが
_2:石材も見えていてどう見ても古墳
_3:石室も見えています
_4:斜面下方に回ると開口部
_5:残り具合の良い玄室
9号より小型だが石材はやや大きくなる
_6:〃縦位置、特徴的な三角形の小型鏡石
_7:奥から外、左側がかなりせり出してきている
_8:〃縦位置
S12号
_1:これは山道沿いではないですが
神社北側100m辺りに立地
_2:形のいい墳丘が残っているが石材は全く見られず
東谷支群
33号
位置:34°42′24″N 133°46′21″E (日本測地系)
34.70988979 133.76984883(世界測地系)
_1:谷沿いの小道から見えている墳丘
うっかり気が付かず谷奥まで行ってしまった(汗)
_2:墳丘は残るが藪に包まれている
_3:墳頂部に石室開口
手前は盗掘で窪んでいる
_4:石室最後部のみ残存
_5:小型石材の奥壁、かなり古そう
横穴石室にしては墳頂部すぎる気もする
34号
_1:35号から見た34号、天井石露出
後方明るくなっているのはゴルフ場
_2:反対側から
_3:石室正面、天井石が折れて落下
_4:露出した天井石、内部埋没
35号
位置:34°42′26″N 133°46′22″E (日本測地系)
34.71044531 133.77012656(世界測地系)
_1:34号から見た35号、ほぼ同大
_2:石室正面、入り口埋没
_3:後方で隙間開口
_4:中を覗くと良好な石室、これは入るしかない
_5:一様に持ち送りのある石室
_6:奥壁は大型石材を据え上は基本平石
_7:奥から外、両袖式でしょうか