倉敷市
(1988年1月訪問、2017年4月、18年2月再訪)

矢部古墳群】2017年、2018年
 前期〜後期の古墳群、全81基、半分以上消滅
 (番号はHP「古墳奮闘」に従う)

(2017,18年)
その1(7号)
 横穴式石室、玄室長5,幅1.4,高1.6m
 位置:34°39′35″N 133°48′53″E (日本測地系)
    34.66295004 133.81207279(世界測地系)
_1:耕作によって大きく改変された丘陵上部
  画面右端辺りにその1、左側の林の中にその2、その6がある
_2:こちらが羨道開口部だが埋まっている
_3:背後奥壁側が開口、開口部を撮り忘れた
  それにしてもよく残してくれたもんだ
_4:開口部から内部、長い玄室が良好に残る
  側壁下部は面を整えているが上部は自然石そのままを利用
  床面に水が溜まった跡、ここは水が溜まっているのが多い
_5:羨道は埋まっている
_6:玄室内部、やや右に歪んできているか

その2(27号)
_1:その1の山道を挟んだ南西側林の中
  墳丘は割と残っている
_2:石室正面、開口部掃除すればよかった
_3:内部はすぐ奥が埋まっている
_4:後ろの奥壁側も開口
  天井石が平石のようだ
_5:玄室内部、埋まっているのは後方だけか

その6
_1:その2と同じ尾根筋南西に立地
  開口部正面は期待できそうだが
_2:内部は奥壁まで見えているが入るのは躊躇
_3:奥壁は下が埋まるが1枚石かな
  最奥の天井石が下がっているようだ
_4:こちらも奥壁側が開口、天井も平石
_5:奥から外、水が溜まっている
  泥もたまり無理して入っても石組みの様子は見づらいだろうな

その4(6号)
 位置:34°39′38″N 133°48′52″E (日本測地系)
    34.66378327 133.81179494(世界測地系)
_1:北に伸びる尾根上、中間辺りに立地
  墳丘は殆ど流失、石材露出
_2:石室正面、前は急斜面
_3:玄室は上部を失う
_4:奥から入口方向
_5:玄門辺り、内側から

(おまけ)
_1:その4北側にあり初めこれがその4かと思った
  尾根上部がすっかり平らにされ
  削り残された部分に巨石が残っていた、石室?

その5(20号)
 横穴式石室、玄室長5.8,幅1.7,高0.8m(現状)
 位置:34°39′36″N 133°49′02″E (日本測地系)
    34.66322783 133.81457266(世界測地系)
_1:高速道東側、耕作で階段状になった段差部分に残る墳丘
_2:墳丘背後から
_3:西向きに開口、羨道は殆ど壊失
_4:玄室内部はかなり埋まる
_5:匍匐しなくても入れる程度
_6:下が埋まるが奥壁は1枚石かな
  上端を直線的に整えているような
_7:奥から外、一応入れます・・・程度の写真

その12
 位置:34°39′19″N 133°49′07″E (日本測地系)
    34.65850617 133.81596172(世界測地系)
_1:丘陵麓にありますが移築だそうです
  と言ってもせいぜい十数m程度の移動だとか
_2:石室正面、もう奥壁が見えている
_3:小型ながら奥壁は1枚石
_4:何となく違和感を感じた、あまり正確でない移築だとか

その7
 位置:34°39′37″N 133°48′47″E (日本測地系)
    34.6635055 133.81040613(世界測地系)
_1:石室正面、手前羨道が通路状になっている
  この辺りに7−11が密集、幅広い谷の出口辺りの緩斜面に立地
_2:開口部、狭いが入るのは困難ではない
_3:多少埋まるが細長い石室が残る
_4:奥壁は下が埋まるが平石積み
_5:奥から外、右側が大分傾いてきている

その8
_1:良好に残る墳丘
_2:背後(画面右)に斜面をカットした様子がよく残る
_3:開口部正面、墳丘良好だし内部期待できそうですが
_4:すぐ奥が埋まっていた
_5:天井に隙間があり(これも撮り忘れ)内部が覗ける
  すっかり水没しています、石室自体は良好そう

その9
_1:僅かな高まりに天井露出
_2:上記画面右下辺りに開口、内部埋没

その10
_1:墳丘はそこそこ残る
_2:開口部、内部は埋没

その11
_1:石室正面
_2:墳頂部辺りに開口、かなり期待できそうだが
_3:内部埋没、石室自体も一部崩れているようだ
_4:開口部前は羨道が通路状にのこる

その18(仮)
 位置:34°39′34″N 133°48′47″E (日本測地系)
    34.66267226 133.81040621(世界測地系)
_1:谷の奥の方に新たな古墳がありました
  地形を読み違えた結果だけど何度かこういうことがある
_2:墳丘背後から、斜面に立地
_3:巨石の天井石が2枚露出
_4:石室正面、ここが入口辺りか
_5:玄室天井石、ほぼ未加工
_6:内部はかなり土砂流入
_7:身体を突っ込んで撮影、ここも奥で水が溜まっている
  石室自体は良好そう
_8:奥壁は平石3段積み
  右側壁はせり出してきたのか奥壁の前に出ているような
  左側も最奥を斜めに積んで曲面状になっている

その15
 位置:34°39′28″N 133°49′03″E (日本測地系)
    34.66100587 133.81485059(世界測地系)
_1:高速道東側、丘陵北側斜面に2基並ぶ
_2:墳丘上部が削平され石室殆ど露出
_3:こちらが奥壁側
_4:右が入口側、東向きに開口
_5:ここは多分側壁部分、内部は埋没
_6:露出した天井石、幅はそれ程なさそう

その16
 横穴式石室、玄室長3,幅1.2,高1.3m
_1:15号東側に大きな墳丘が残る
_2:これも東向きに開口
  開口部は狭いが入るのは困難ではない
_3:やや土砂が流入するが石室良好
  一段下がっているのがまぐさ石でしょうか
_4:大型石材を使った玄室
  ここも奥の天井石が一段下がっているかな
_5:下が見えないが奥壁は1枚かな
  上端が整形されている様子が分かる
_6:奥から外、巨大なまぐさ石
  ここも斜面下方の左側が歪み石組みが乱れているようだ
_7:羨道奥から、長い羨道が残るのも珍しい

矢部大ぐろ古墳(17号、瓢箪塚古墳)
 前方後円墳、TL47,R26,RH4.8,FW21,FH2.5
 位置:34°39′30″N 133°48′55″E (日本測地系)
    34.66156132 133.81262844(世界測地系)
_1:尾根筋に立地した前方後円墳
  林の中で写真ではよく分からず
_2:前方部から後円部、竪穴石室は埋戻し
_3:後円部から前方部

(1988年)
?号
 位置:34°39′40″N 133°48′49″E (日本測地系)
    34.66433875 133.81096159(世界測地系)
_1:88年当時、現在はどうなっていることやら(多分消滅)
_2:石室正面



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