倉敷市
(2016年3月訪問、17年4月再訪)

酒津山相生坂古墳群
 横穴石室墳十数基(13号以下は仮番号)

1号
 横穴式石室、玄室長5,幅1.7,高1.9m
 位置:34°36′36″N 133°44′29″E (日本測地系)
    34.61323262 133.7387444(世界測地系)
_1:墓地の手前に大きく開口
  でも見学しやすいのはこれだけ
_2:石室正面、羨道完全に壊失
_3:大きな玄室が良好に残る
  開口部が大きくすこぶる明るい
_4:変わった組み合わせの奥壁
  左のが一応鏡石か、上部の尖りは敢えて残したか
_5:奥から外、無袖でしょうか
_6:奥から左、側壁の面が揃っている
_7:反対側、こちらはかなり不揃い
  如何にも削ったような跡が残っているのもある

3号
 横穴式石室、玄室長6.2,幅2,高1.8m
 位置:34°36′35″N 133°44′15″E (日本測地系)
    34.61295485 133.73485582(世界測地系)
_1:石室正面、墳丘石室とも割と良好
_2:長い玄室が良好に残る
  中間辺りに割と新しい土砂が堆積
_3:中間辺りから奥
_4:奥壁はほぼ1枚石
_5:奥壁手前に分厚い敷石がある
  石棚ではなさそう
_6:奥(画面左側)にもう1枚ある
_7:奥から外
_8:まぐさ石が一段下がる、右片袖かな
_9:墳丘横から、左が開口部
  上部が平坦で少し削られているかも

4号
_1:墳丘は殆どなく天井石2枚露出
_2:天井石がずれて開口
_3:石室は意外と良好に残る
_4:奥壁はほぼ1枚石

5号
_1:群中最小クラスの石室
  前年は谷筋を通ったため見落とした
_2:石室露出、保存状態は良さそう
_3:反対側、側壁は露岩をそのまま利用しているような
_4:内部は大人が横たわるのがやっと程度
  天井や左側壁は平面だが右は突出部分がある
  このままでは遺体を入れにくそうだけどね
_5:小さいが割と深い谷脇に立地
  当時もこんな状況だったのか、谷がもっと小さかったか

6号
_1:斜面下方、墳丘はハッキリしない
  林の中に入ると最初に出会うが
  これを見つけたので却って迷路に入った
_2:一見良好そうな開口部
_3:内部はかなり埋没&崩壊
  余計なパイプが入っているし

13号
_1:開口部横から
_2:石室正面、天井石の大きさの割に開口部が狭そう
_3:ここも長い石室が良好に残る、3m程度
_4:奥壁は2段積み
_5:奥から外、無袖のようです
  まぐさ石が一段下がる
  下の出っ張りを切り落とせばスッキリするのにね

14号
_1:かなり崩壊した石室
_2:天井石は動いているもよう
_3:石室どの辺りかも判然とせず

15号
_1:ここもかなり崩壊した石室
  右が側壁で左が傾いた天井石かな
_2:一見奥壁に見えますが
_3:側壁のようです、左側の石がそれ

16号
_1:最奥にある、墳丘も多少残る
_2:石室正面、石室も植生も荒れている
_3:奥の方で天井石が並んで露出
_4:天井隙間から内部が伺える
_5:土砂が流入するも何とか奥壁が見えている
_6:最奥天井にも隙間、奥壁が見えている



inserted by FC2 system