西都市
(2001年5月訪問、17年2月再訪)

西都原古墳群
前方後円墳32基、方墳1基、円墳277基、他地下式横穴墓
4C〜7C前半
「風土記の丘」第1号

(2017年)
第1支群
第2支群
第3支群
中央支群(仮称)
西支群(仮称)
2001年
(クリックでジャンプ)

第1支群
前方後円墳7、円墳84基

分布図:台地南東端、2群より前方後円墳は少ないが円墳密集

1号
 前方後円墳、TL50,R28,RH4.7,FW22,FH2.3
 位置:32°06′27″N 131°23′48″E (日本測地系)
    32.11095595 131.39430011(世界測地系)
_1:台地南東端に立地
_2:例外的に前方部は西側台地方向に向く
_3:多少斜面になっているようだ
_4:台地端でも平野からどの程度見えたでしょうか

2号
_1

3号
_1:周囲に周溝が巡る

4号
_1

5,6号
_1:13号西側、右5、左6号

7号
_1

8,9号
_1:右8、左9号、後方に13号前方部

13号
 前方後円墳、TL80,R44,RH7.2,FW27,FH4.8
 位置:32°06′30″N 131°23′49″E (日本測地系)
    32.11178921 131.39457784(世界測地系)
_1:石室見学施設を持つ
  日曜日に見学していてよかった
_2:組み立て式木棺を粘土で覆い更に礫を被せた粘土礫槨
  実物でしょうね、三角縁神獣鏡等出土こちらは当然レプリカ
_3:手前には小さな礫が敷かれている
_4:石室完成後作業路を礫で埋める
_5:翌日晴天下で撮影、三段築成
_6:墳丘は修復でしょうね、後円部頂きは当然復元

円墳群
_1:13号から見た北側円墳群
_2:〃北西側

16号
_1

20号
_1:後方に35号、その手前に22号

21号
_1:後方に13号

22号
_1:手前の低い墳丘、後方35号

26号
_1:手前の低い墳丘、後方35号

27号
_1:右側の墳丘

28号
_1

30,31号
_1:右30、左31号、後方46号

32,33号
_1:右32、左33号、後方46号

34号
_1:後方に35号

35号
 前方後円墳、TL70,R37,RH6.5,FW20,FH3.1、4C後半
 位置:32°06′33″N 131°23′50″E (日本測地系)
    32.11262246 131.39485557(世界測地系)
_1:後円部の丸いフォルム
_2:修復された13号よりこちらの方が美しく感じられる
_3:斜め後方から
_4:前方部が低く長い

36号
_1

37号
_1:後方46号

283号
_1:奥の57号との間に小さな谷がある

44号
_1
_2:周溝と外堤が巡る、奥は姫塚

45号
_1

46号
 前方後円墳、TL70,R44,RH7.7,FW29,FH5.7
 位置:32°06′35″N 131°23′46″E (日本測地系)
    32.11317794 131.39374451(世界測地系)
_1:南側から、、例外的に前方部を東に向ける
_2:太陽高度が適当で微妙な凹凸が表現
_3:斜面に立地、前方部が高くなり始めているようだ
_4:前方部隅から後円部
_5:葺石実物、小さな河原石を使用

47号
_1:46号くびれ部に立地

53号
_1

54号
_1:多分中央の墳丘、この辺りはもう手抜き

55号
_1

56号
 前方後円墳、TL37,R24,RH3.5,FW16,FH2.1、4C
 位置:32°06′37″N 131°23′50″E (日本測地系)
    32.11373345 131.39485553(世界測地系)
_1:南側から、小さな谷越しに見る
_2:西側から、群中最小の前方後円墳
_3:北西側から、前方部は西向き
_4:斜面に立地、前方部はそれ程長くない
_5:後方に46号、前方部の方向が逆向き

57号
_1:美しい墳丘

58号
_1:後方57号

59号
_1

284号
_1:57号東側、台地端

61号
_1

70号
_1:72号前方部隅に立地、左奥71号

69,71号
_1:左71、右69号

72号
 前方後円墳、TL79,R50,RH7.4,FW39,FH4.6、4C後半
 位置:32°06′41″N 131°23′50″E (日本測地系)
    32.11484445 131.39485549(世界測地系)
_1:南東側から
_2:前方部隅から、左に71号
_3:西側から、手前に円墳が並ぶ
_4:後円部斜め側から

274号
_1:72号側だが番号が飛んでいる

73号
_1:斜面に立地

74号
_1:上部が広く平坦

75号
_1:遥か遠方に姫塚

76号
_1:この辺りは背が低く頂部が広く平坦な墳丘が多い

77号
_1

78号
_1:周溝を残して手前は大分掘り下げられている

不明号
_1:台地端、番号不明、79号は別にある

80号
_1:記念碑の後で目立つ場所
_2:墳丘に切り株が残る
  他の古墳も前はこんな状態だったんだろうな

200号
_1:酒元ノ上横穴墓見学施設側

201号
_1:割と大きな円墳、奥に200号
_2:_1と反対側から、奥に姫塚

202号(姫塚古墳)
 前方後円墳、TL52,R28,RH6,FH30,FH5
 位置:32°06′36″N 131°23′38″E (日本測地系)
    32.11345566 131.39152242(世界測地系)
_1:後円部と前方部の高さがほぼ同じ
_2:前方部も広がり船塚と共に
  群中最も新しい前方後円墳
_3:次の日朝日に輝く墳丘を撮ってみました
_4:やはり日が当たっていた方が美しい
_5:当たりすぎると逆に平板になったりしますが
  そのあたりは微妙

204号
_1:姫塚前方部側に立地

第2支群
前方後円墳10、円墳29基

分布図:台地東端に分布

81号
 前方後円墳、3C中〜後半
 位置:32°06′48″N 131°23′46″E (日本測地系)
    32.11678868 131.39374437(世界測地系)
_1:群中最古の前方後円墳
_2:他の前方後円墳は殆ど前方部が
  南向きの中でこれは例外的に北向き
_3:台地端の斜面ギリギリに立地
  下からの眺めを意識しているようだ

82号
_1

83号
 前方後円墳、TL80,R40,RH5.7,FW25,FH2.2
 位置:32°06′53″N 131°23′43″E (日本測地系)
    32.11817741 131.39291104(世界測地系)
_1:前方部が細長く低平
_2:斜め後方から

84号
_1:説明板に何故か83号墳丘図が載っている

85号
_1

86号
_1:崖っぷちに立地

87号
_1

88号
 前方後円墳、TL40,R21,RH3.3,FW16,FH2.2
 位置:32°07′00″N 131°23′41″E (日本測地系)
    32.12012165 131.39235545(世界測地系)
_1:真横、台地側から
_2:斜め後方から
_3:緩斜面に立地、台地端からはやや離れる
_4:崖側から

89号
_1

90号(大山祇塚古墳)
 前方後円墳、TL96,R51,RH4.1,FW31,FH3.8、4C後半
 位置:32°07′04″N 131°23′39″E (日本測地系)
    32.12123264 131.39179989(世界測地系)
_1:群中最大クラスの前方後円墳
_2:大きな後円部
_3:西側斜め後方から
_4:東側斜め後方から

91号
 前方後円墳、TL91,R43,RH6.2,FW20,FH2.3
 位置:32°07′07″N 131°23′39″E (日本測地系)
    32.12206589 131.39179986(世界測地系)
_1:西側真横
_2:西側斜め後方から
_3:東側斜め後方から

92号
 前方後円墳
 位置:32°07′09″N 131°23′39″E (日本測地系)
    32.12262139 131.39179983(世界測地系)
_1:後円部正面
_2:例外的に前方部を東側に向けている
_3:前方部端から後円部
_4:斜め後方北側から

93号
_1

94号
_1

95号
 前方後円墳、TL53,R29,FH3.4,FW20,FH2.8
 位置:32°07′15″N 131°23′36″E (日本測地系)
    32.12428787 131.39096649(世界測地系)
_1:真横から、手前に円墳
_2:斜め後方から

96号
_1:後方に95号

97号
_1

98号
_1

99号
 前方後円墳、TL55,R31,RH3.5,FW15,FH2
 位置:32°07′14″N 131°23′34″E (日本測地系)
    32.12401011 131.39041098(世界測地系)
_1:東側から、台地端よりやや離れる
_2:斜め後方から
_3:反対側斜め後方から
_4:西側から

100号
 前方後円墳、TL59,R33,FW18,FH2
 位置:32°07′16″N 131°23′34″E (日本測地系)
    32.12456561 131.39041096(世界測地系)
_1:西側から、前回発掘後修復したのか
  くっきりした輪郭
_2:周溝跡を砂利を敷いて表現
_3:周溝も前方後円形
_4:東側から

101号
_1

102号
_1

103号
_1

104号
_1:周溝があるのでその範囲内は歩道を舗装していない

不明号
_1:番号を書いた標柱が見当たらず
  105号が見当たらないからそれかもしれない

106号
_1

107号
_1:畑の中、周囲が削られているようだ

108号
_1:遠方に100号

109号
 前方後円墳、TL67,R37,FH4.2,FW26,FH3.7
 位置:32°07′17″N 131°23′27″E (日本測地系)
    32.12484334 131.38846664(世界測地系)
_1:西側から
_2:東側斜め後方から
_3:東側から

110号
_1

286号
_1:小谷に面した場所に立地、かなり破壊
_2:葺石それとも礫槨

289号
_1

290号
_1

第3支群
前方後円墳1、円墳87基

分布図:多数の円墳と1基の前方後円墳
    右側駐車場から左に伸びる空白域は谷状地形になっている

111号
_1:地下式横穴墓を有する墳丘
  左側はその見学施設
_2:上段葺石を展示
  墳丘は当然復元で大きくなっている
_3:小さな河原石を使った葺石
_4:墳丘上から、周溝が巡る

円墳群
_1:111号から見た115号
  この時は雨あがり、円墳ばかりだし個々の墳丘はパス
_2:左の大きな墳丘が118号
  右遠方に265号(船塚)

265号(船塚古墳)
 前方後円墳、TL58,R34,RH5.9,FW38,FH5.9
 位置:32°07′26″N 131°23′23″E (日本測地系)
    32.12734307 131.38735551(世界測地系)
_1:後円部と前方部がほぼ同じ高さ
  群中最後期の前方後円墳、発掘中でした
_2:前方部斜め後方から
  左側の台地端の方がやや高くなっている
_3:前方部隅から、こちら側は周溝がハッキリ
_4:二段築成の様子がよくわかる
_5:前方部から後円部
_6:前方部頂部トレンチに石組み
  竪穴と言うより箱式石棺のように見える
_7:265号から見た円墳群、右奥が博物館
  手前植樹部分が谷状地形

266号
_1:265号東側、台地端に3基の円墳が並ぶ

267号
_1:右後方に268号

268号
_1:どれもほぼ同規模

中央支群(便宜的区分)
男狭穂塚古墳
 帆立貝式古墳、R130,RH18
 全国最大の帆立貝式古墳
 位置:32°07′06″N 131°23′12″E (日本測地系)
    32.12178803 131.38430035(世界測地系)
_1:西側から林越しに撮影、奥に墳丘が見える
  撮影地はやや高くなっていて丘陵を削って手前の平坦面を造っている

女狭穂塚古墳
 前方後円墳、TL177,R97,RH15,FW109,FH13
 九州最大の前方後円墳
 位置:32°07′00″N 131°23′12″E (日本測地系)
    32.12012153 131.38430041(世界測地系)
_1:前方部隅辺り
_2:左墳丘、右外堤、その間が周溝

169号(飯盛塚古墳)
 円墳、R44,H7、5C前半
 位置:32°07′06″N 131°23′04″E (日本測地系)
    32.121788 131.38207826(世界測地系)
_1:復元墳丘、望遠で撮影すれば十分
  男狭穂塚の陪墳

170号(雑掌塚古墳)
 円墳、R45,H1.8、5C前半
 位置:32°07′02″N 131°23′03″E (日本測地系)
    32.120677 131.38180054(世界測地系)
_1:復元というより盛り土をして保護か
  後方の森が女狭穂塚でその陪墳

171号
 方墳
 位置:32°06′57″N 131°23′09″E (日本測地系)
    32.11928827 131.38346716(世界測地系)
_1:群中唯一の方墳、後方の森が女狭穂塚
_2:再整備中なんでしょうか
_3:稜線部分に直線上の石列がある
_4:西側高い方からの眺め

205号
_1:手前が鬼の窟古墳周溝、陪墳でしょうか

206号(鬼の窟古墳)
 円墳、R37,H7.3、6C後半〜7C初
 外堤、2重周溝、群中唯一の横穴式石室
 横穴式石室、全長12.3m,玄室長4.8,幅1.8〜2.5,高2.2m
 位置:32°06′50″N 131°23′33″E (日本測地系)
    32.11734412 131.39013347(世界測地系)
_1:巨大な外堤を持つ大型円墳
_2:外堤から見た2段築成の墳丘
  石室前は通路状になっている、前庭と言えるのかな
  この日は月曜で博物館休み、嫌な予感がした
_3:墳丘斜め前から
_4:外堤西側
_5:外堤東側
_6:羨道、石室は解体復元されているようだ
  羨道入り口は鍵がかかっていて入れず
_7:玄室を望遠で撮影
  柵の隙間が大きいのでなんとか分かる

207号
_1:206号北側、広い平坦地にポツンとある
_2:後方に206号、建物は古墳と関係なし

西支群(便宜的区分)

台地西側端に分布、前方後円墳3(or4)他

172号
_1:丘陵斜面、畑の中に残る
  後方の林の中に174号
_2:これは前日の写真、墳頂が窪む
_3:後方から、遠くに古墳群のある台地が広がる

173号
 前方後円墳、TL39.8,R22-23,FW11
 位置:32°06′52″N 131°22′59″E (日本測地系)
    32.1178995 131.3806896(世界測地系)
_1:丘陵尾根筋に立地
_2:100号を70%縮小した形状だそうです
_3:前方部隅から
_4:ほぼ頂部に位置する
_5:後円部側から、葺石があったそそうだ

174号
 前方後円墳
 位置:32°06′46″N 131°22′58″E (日本測地系)
    32.116233 131.3804119(世界測地系)
_1:前方部隅から後円部
  173号南側林の中にある
_2:前方部正面、背が高い
  ある資料では173号より古いそうだが
  どう見ても姫塚と同じ形状、新しい前方後円墳に見える
_3:前方部隅から後円部
_4:前方部から後円部
_5:後円部正面、こちらの方が地形的に低い

174号陪墳
_1:174号前方部隅にあった
  分布図には載っていなかった
_2:174号前方部上から

175号
_1:麓近くの緩斜面に立地
  左175、右176号
_2

176号
 前方後円墳
 位置:32°06′43″N 131°22′59″E (日本測地系)
    32.11539976 131.3806897(世界測地系)
_1:随分低い墳形
_2:前方部はあまり広がらず
_3:下方側から、奥に178号

177号
_1

178号
_1:176号後円部と変わらない規模
_2:後方に176、175号

179号
_1:小さな小さな高まり

187+190号
 前方後円墳?
 位置:32°06′29″N 131°23′12″E (日本測地系)
    32.11151131 131.38430073(世界測地系)
_1:道路脇の墳丘
_2:道路で削られている
_3:道路反対側に187号
_4:横から見ると細長く見える
_5:190号から見ると方形に見える
_6:187号から190号、やはり前方後円墳でしょうね
_7:くびれ部が切断された前方後円墳だろうな

189号
_1

191号
_1:大きな墳丘
_2:191号から東側
  この範囲内に大小8基あるはず

192号
_1:かなり破壊されている
_2:埴輪片?

195号
_1:小さな高まり、標柱だけが頼り

196号
_1

197号
_1
_2
_3:197号から西側
  古墳群ラストショット、歩け歩けで流石に疲れた

272号
_1

(2001年)
男狭穂塚古墳
女狭穂塚古墳
_1:墳丘脇の模型
  本体は陵墓参考地で見学不可

1号
_1:初期の前方後円墳はみな崖際にあり
  側面を平野部に向けている

13号
_1:復元された墳丘
  後円部で主体部が公開されている
_2:礫槨
  この倍の長さがある

35号
_1:最古の前方後円墳の1基

46号
_1:前方部が発達しかけている
  前方部を平野側に向ける

56号
_1:群中最小の前方後円墳

72号
_1:奈良県行燈山古墳と同一設計

83号
_1:典型的な柄鏡型

88号
_1

90号

_1:群中3番目の規模

91号
_1

95号
_1

99号
_1

100号
_1:発掘中、全面に河原石が葺かれている

109号
_1

111号
 円墳
_1:地下式横穴墓を有する

169号(飯盛塚古墳)
_1:全国唯一子持ち家形埴輪が出土
  後方の森が男狭穂塚古墳

170号(雑掌塚古墳)
_1:極端に平べったい墳形

171号
 方墳、L23,H4.5、5C前半
_1:群中唯一の方墳
  右後方の森が女狭穂塚古墳

202号(姫塚古墳)
_1:群中最後の前方後円墳

206号(鬼の窟古墳)
_1:墳丘、外堤
_2:外堤上から見た墳丘
_3:玄室
  解体復元された

265号(船塚古墳)
_1:前方部が発達した墳形
  姫塚と同じく最後の前方後円墳



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