氷川町
(2014年3月訪問)

大野窟古墳
 前方後円墳、TL123,R39,RH11.5
 複室横穴式石室、全長12.4m、羨道長3.5,幅1.8,高2.1m、前室長1.85,幅2.15,高1.92m、後室長5.20,幅2.93,高6.50m
 刳抜式家形石棺、長2.40,幅1.30,高0.87m
 位置:32°34′08″N 130°42′15″E (日本測地系)
    32.57228248 130.70184018(世界測地系)

_1:丘陵最高部辺りに大きな墳丘が残る
  かっては円墳と思われていたが今は前方後円墳と確認された
_2:墳丘西側に神社、地形的には右側が前方部だろうな
  階段前に説明板があるがまだ円墳となっている
_3:神社脇に石室開口、鍵は借りられるようです
_4:羨道入り口まで良好に残る
  閉塞石を嵌め込んだ溝が彫られている
_5:羨道石組みも1枚石や柱状の石で見事
_6:前室玄門、切り石角柱を立てている
_7:前室、玄門左右にも角柱を建てた複雑な構造
  一部赤い顔料も残っている
_8:1枚石の前室左側壁
_9:右も同様
_10:肥後型石室の後室、石材が黒っぽいせいか
  ストロボを付けても暗く写る
_11: 〃縦位置
_12:内部照明があるので付けてみましょう
  この方が肥後型石室の特徴がよく分かります
  天井は左右側壁が出ていてそれに乗せている
  天井前面上下に溝
_13:石棺は蓋石壊失、身の上部に段差がある
  奥壁左上隅に欠けている部分があるがこれは他の
  肥後型石室でも見られ意図的なものでしょうか
_14: 〃縦位置
_15:石室上部
_16:四角く狭い天井、天井石は1枚石
  日本一の高さを誇る
_17:奥から外、まぐさ石は嵌め込んだのかな
_18:玄門上部、ブロック上の石を積み上げているのが分かる
_19:前室奥から外



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