姫路市
(2012年3月訪問)
【下野群集墳】
横穴式を主体とした32基
全景:丘陵麓南北400mにわたって分布
画面右端辺りが北端、南端は左画面外側
中央建物辺りから林に入れる
1号
横穴式石室、全長6.7m、玄室長3.4,幅2m
位置:34°48′54″N 134°38′02″E (日本測地系)
34.81822823 134.63115755(世界測地系)
_1:最南端、石室露出
_2:これが正面か、天井石傾く
_3:中程から入り口側
2号
横穴式石室、全長6.8m、玄室長4,幅2.1m
_1:墳丘
_2:石室正面
_3:横から、大きく崩壊
_4:横が奥壁、右正面が板石状の側壁
_5:後方から、奥壁も板石状
3号
_1:墳丘、頂部に僅かに石材露出するのみ
4号
_1:墳丘上部に天井石露出
_2:加工されたような天井石、石室埋没
5号
_1:石室正面
_2:後方開口も内部殆ど埋没
6号
_1:低い墳丘に天井石露出
_2:巨大な天井石、内部殆ど埋没
_3:後方から
_4:横から、左が奥壁側
8号
_1:あるかないかの墳丘
9号
_1:低い墳丘が残る
10号
横穴式石室、全長8.1m、玄室長3.3,幅2,高2.5m
_1:墳丘、これでも残っているほう
_2:石室正面
_3:横から見るとかなり不安定な状況
_4:石室内部は良好
_5:側壁も殆ど持ち送りなし
右奥の側壁が手前より不連続な感じ
_6:三段積みの奥壁
細かな石を詰めて調整
_7:巨大な天井石
_8:奥から外、片袖式
袖石上部が尖っていて上が不安定
12号
横穴式石室、全長7.5m、玄室長3.4,幅2.1,高2.2m以上
_1:良好に残る墳丘
_2:石室正面は隙間程度
_3:奥壁側が開口
_4:奥から外、片袖かな
_5:羨道残るも殆ど埋没
_6:土砂流入で奥壁は殆ど見えず
13号
_1:僅かに高まりが残るがよく分からず
14号
_1:低い墳丘、ほぼ裸なので分かりやすい
17号
横穴式石室、全長8.7m、玄室幅1.8,高2m
_1:群中最も良好な墳丘
_2:石室正面、かなり埋まる
_3:開口部から覗いた石室
床面に礫が敷かれる
_4:石室は良好
_5:巨石の鏡石を据えた奥壁
奥壁手前に区画があるようだ
_6:奥から外、無袖かな
右側の側壁は土圧で傾いているようだ
19号
_1:僅かな高まり
20号
_1:墳頂に石材露出程度
21号
横穴式石室、玄室長2,幅1.5m
_1:そこそこ残る墳丘
_2:墳頂に小型石室露出
天井石も動かされているようだ
_3:全部は埋まり後部が見られる
_4:奥壁
22号
横穴式石室、全長9.6m、玄室長3.7,幅2,高2.6m
_1:大きく口を開けた開口部
_2:開口部から見た石室内部
_3:羨道玄室とも良好に残るが水たまりがあって奥に入れず
_4:玄室、右端に見えているのが袖石
_5:左側壁
_6:キノコ型とでも言いたくなるような奥壁
24号
横穴式石室、全長6.4m、玄室長3.4,幅2.2,高2.3m以上
_1:墳丘良好
_2:開口部、手前の石はずり落ちた天井石か
_3:持ち送りのない玄室
_4:奥壁は4段
_5:奥から外、片袖式
25号
横穴式石室、全長9.2m、玄室長3.4,幅1.7,高1.8m
箱式石棺、0.9×0.5
_1:高い墳丘が残る
_2:天井石が露出
_3:奥壁側が開口
_4:内部はかなり歪む
_5:こちらが入り口側
左の分厚い石は箱式石棺蓋石
_6:奥壁側
縦長の奥壁に両側に小型石材を詰める
_7:中央辺りに置かれた箱式石棺
長軸が石室主軸と直行している
26号
_1:割と残る墳丘
_2:頂部が窪み天井石露出
_3:こちらが正面側か、内部埋没
28号
_1:墳丘は割と良好
_2:破壊された石室露出
29号
横穴式石室、全長4.8m、玄室幅1.2,高1.4m
箱式石棺、1.60×0.75×0.60
組合式石棺底石
位置:34°49′09″N 134°38′04″E (日本測地系)
34.82239444 134.63171287(世界測地系)
_1:最北端にやや孤立して立地
_2:開口部、前部はやや壊失しているもよう
_3:石室良好、持ち送りのない側壁
奥に箱式石棺、手前に石棺底石
_4:石室中程から、側壁の石材は小型
_5:上部が尖った鏡石を据えた奥壁
手前に礫が敷かれている
_6:箱式石棺、内部にも礫が敷かれる
_7:石棺奥から、赤い顔料が残る、円紋?
_8:石棺底石
_9:奥から外、無袖かな
30号
_1:低い墳丘が残る
_2:巨大な天井石露出
32号
_1:低い墳丘
_2:破壊された石室が僅かに露出
33号
_1:墳丘は残っているほう
_2:頂部に天井石露出
_3:石室はすっかり埋没