前橋市
(1990年1月訪問 96年2月、06年3月再訪)

大室古墳群
中形前方後円墳3,小形前方後円墳1,帆立貝式1
現在周辺が公園化されている
(06年)
立体模型:地形の高まりを利用しているのがよく分かる

前二子古墳
 前方後円墳、TL92,R71,FW61,RH12、6C前半
 石室全長14m、玄室長5.2,幅1.8m
 3基の内の南側、墳丘良好、周りに周溝外堤を巡らす
 位置:36°22′59″N 139°11′59″E
_1:様変わりした墳丘
  下段は盛り土、上段は笹で保護
_2:東から
_3:南側側面
_4:石室正面
_5:長い羨道

中二子古墳
 前方後円墳、TL72,R52,FW44,RH10,FH10、6C中〜後半
_1:説明の石碑が建った程度で大きな変化無し
_2:外堤北西側から
_3:墳丘北側側面
_4:外堤北東から
_5:外堤南西から
_6:南側側面
  外堤上に埴輪が並べられている

後二子古墳
 前方後円墳、TL76,R50,FW60,RH9,FH9
 石室全長8.4m玄室長5,幅2.6,高2.3m
 2段築成で墳丘良好、下段が幅広く上段が小さい基壇タイプ
_1:前方部隅から
_2:北側側面
_3:南側側面
_4:前方部から後円部
_5:後円部から前方部
_6:石室用面
  シャッター越しに内部を見学することになる
_7:玄室前には更にアクリル板がある
_8:玄室内部
  90年当時と比べると左側側壁が少しせり出しているようだ

後二子付き小古墳
 前方後円墳、TL36,R27,FW13,RH5
_1:墳丘復元
  左奥が後二子古墳
_2:後二子と同じく基壇部が幅広いようだ
_3:発掘の結果後円部に横穴石室があった

内堀遺跡M1号
 帆立貝式、TL35,R26,FW18,RH3.1
 元の古墳の上に土をかぶせて墳丘を修復
 位置:36°23′15″N 139°11′53″E
_1:かなり荒れてきた墳丘

内堀遺跡M4号
_1:墳丘、葺石復元
  正面の枠は横穴石室だろうか

(90年)
前二子古墳
_1:前方部隅から後円部
_2:後円部正面、2段築成がよくわかる
_3:後円部南側、中段に石室開口
  公園化に伴い石室閉塞
_4:乱石積みの非常に細長い石室、床面に仕切り石がある
  赤色顔料で塗られているそうだがちょっぴり赤い感じがするかも
_5:玄室、墳丘規模の割には小さい
_6:両袖式、玄門左右だけでなく上下にも仕切がある

中二子古墳
_1:墳丘、周濠、外堤とも良好に残っている
  手前の周濠にはかって水が貯まっていた
  石室は不明
_2:手前が後円部
_3:後円部側から前方部、2段築成がよくわかる
  墳丘上を樹影が曲線を描く。私の好きな風景
_4:北側周溝
_5:後円部北側外堤

後二子古墳
_1:墳丘上段、前・中・後の順に形式が新しくなる様子がよくわかる
_2:墳丘上段、後円部南側に石室開口
_3:石室入り口
_4:割石を使った玄室、ここも現在閉塞
_5:両袖式、羨道部は埋没

後二子付き小古墳
_1:後二子古墳すぐ西側にある陪墳的存在
  右手前が前方部

内堀遺跡M1号
_1:丘上からの眺め
_2:緩斜面に立地
_3:陰影のある美しいプロポーション
  遠方の林の中に前・中・後二子古墳がある



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