前橋市
(1990年1月訪問 97年1月再訪)
【広瀬古墳群】
広瀬側右岸の高台に位置する150基以上からなる
古墳群だが殆ど消滅。住宅団地の中に13基残存
不二山古墳・二子山古墳・八幡山古墳・
天神山古墳・上川渕97号・亀塚山古墳・
山王金冠塚古墳・文珠山古墳・阿弥陀山古墳
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古墳群分布図
青が残存、赤が消滅古墳
大半が消滅しているのがよくわかる
画面左上が北、左端にあるのが二子山古墳
中央やや左が八幡山、その右が天神山
(以下の古墳も現地北側から順に並べています)
不二山古墳
前方後円墳、TL50,R30,FW38,RH7,FH6
位置:36°22′43″N 139°05′19″E
_1:一番北側、住宅地の中にあって意外とわかりにくい
墳丘は雑草に覆われている
_2:後円部葺石
前橋二子山古墳
前方後円墳、TL104,R72,FW76,RH11,FH9.5、6C後半
別名天川二子山古墳
位置:36°22′26″N 139°05′31″E
_1:どっしりとした印象の墳丘、この公園内に分布図がある
_2:左手が後円部
_3:前方部上段隅から後円部
前橋八幡山古墳
前方後方墳、TL130,R72,FW59,RH12,FH8、4C後半
東国最大の前方後円墳
位置:36°21′50″N 139°06′15″E
_1:大きさの割にスリムな印象を受ける
手前が後方部
_2:前方部隅から後方部
_3:左手が後方部
前橋天神山古墳
前方後円墳、TL129,R75,FW68,RH9,FH7、4C後半
位置:36°21′42″N 139°06′26″E
_1:後円部の一部のみを残して削平された哀れな状態
覆い屋の下に粘土槨があるが実物やレプリカが見られるわけではない
上川渕97号
円墳、R30
位置:36°21′32″N 139°06′40″E
_1:墳丘上に飯玉神社古墳がありかなり削平されている
亀塚山古墳
帆立貝式、TL60,R40,FW15,RH6.5,FH1.5、6C前半
位置:36°21′13″N 139°07′15″E
_1:後円部正面、公園内に保存
_2:後円部から前方部
前方部は低平で文字通り亀の尾の様
山王金冠塚古墳
前方後円墳、TL52,R32,FW42、7C初
元の名は山王二子山古墳、金銅製冠が出土してこの名になった
位置:36°21′01″N 139°07′20″E
_1:薄い板を2枚重ねたような2段築成の墳丘が復元されている
冬枯れの芝がまさしく黄金のイメージを想わせる
_2:後円部から前方部
_3:前方部隅から後円部
文殊山古墳
円墳、R50,H6.1
位置:36°20′54″N 139°07′28″E
_1:文殊山(右)、阿弥陀山(左)古墳
住宅街の南外れの畑の中に2基並んでいる
_2:
_3:
阿弥陀山古墳
円墳、R25,H3.6
_1:
_2:文殊山からの眺め